士業になるまでの時間や費用に注意を払いましょう

士業の資格を取ることは、人生の劇的な変化を期待できます。もちろん、いい方向への変化ですね。
士業の資格をつかみとったことで、それまでの苦難の日々を抜け出す転機になったという経験談は数えきれないほどあります。ニートやひきこもりの生活やフリーター生活、あるいは就職・転職活動の失敗やリストラ地獄etc.からの脱出ができたというケースが実際にあるのです。年収が数倍になったり、数百万円上がったりしたという声もよく聞こえてきます。

こういった一世一代のチャンスをもたらしてくれることがある士業の資格ですが、狙うのだったらそれなりの期間や費用、そして努力と労力はかかりますね。あまり時間もかからず、多少勉強するだけで取れる資格では、たいした仕事はできません。

というわけで、で、試験合格や、その後の登録、そして仕事のスタートまでに、時間や資金が必要になることは覚えておくべきでしょう。

・期間
行政書士や社会保険労務士のような、ちょうどいい難易度や仕事内容が期待される士業の場合、合格するまでにだいたい半年程度はかけたいところです。効率のいい勉強法をとったとしても、3~4ヶ月では危険です。
また、登録して正式にその資格を持っていると名乗れるようになるまでに数ヶ月程度かかるケースもあります。
さらに仕事を軌道に乗せるまでの期間もあります。開業をするなら、あちこちでやっている研修を受けたり、宣伝活動を行ったりする努力が必要です(こういったことをしないと、顧客が集まりませんし、仕事のやり方もわかりません)。最初の顧客を獲得したり、収支が合うようになったりするまでは早くても数ヶ月~1年以上かかります。遅くても2~3年計画で軌道に乗せるようにしたほうがいいでしょう。

・資金
試験勉強をするときは講座の受講料がかかります。教材が込みの場合が多いですが、安くて良質の口座の場合でも数万円はかかります。分割で払えるケースもありますし、キャンペーンを利用したり、教育訓練給付制度等を利用したりして、安くする努力は可能です。
合格後も資金は必要です。資格の登録をする際に数万円、あるいは20~30万円かかることがあります。
さらに開業後の資金も大切です。開業するだけでいろいろな物資をそろえないといけません(自宅を事務所にするなどの工夫で安くすることはできますが)。そして、仕事が安定するまでの生活費や事務所の維持費、また宣伝の費用も大切ですね。最初の数ヶ月~数年は、預貯金を使ったりアルバイトやパート業務をしたりといった現職の成功者はけっこういます(しばらくの間は、学校や通信講座の講師をパート契約等でするという手もありますね)。試験だけに目を奪われるのではなく、合格後の生活や働き方にも、なるべく早くから思いをめぐらせておいたほうがいいでしょう。