試験に一発合格するには、学習の精度を最大限に高める必要があります。
そこで役に立つのが合格者の声です。
ここでは、ファイナンシャルプランナー2級に合格した人を対象に行ったアンケートをもとに、合格者に共通する学習テクニックをご紹介します。

なるべく薄いテキストを選ぶ

試験に合格した多くの人は、最重要範囲に絞った薄いテキストを使っていました。
「2級FP技能検定」は、6割以上の正解で必ず合格できます。

また、ファイナンシャルプランナー2級の試験は、「毎回よく出る問題」が6~7割あります。
つまり、この「毎年よく出る問題」をしっかりカバーした薄いテキストを使えば、何度も繰り返して学習ができ、理解も深まり、効率的に記憶できます。

全体の流れをつかみ、個別分野を理解する

ファイナンシャルプランナー2級の知識は、全分野が連動しているので、まず全体像を知ったうえで、個別分野に入っていくとすんなりと理解ができます。
勉強方法は、テキストをざっと読み、全体の流れをつかんだうえで、過去2~3年分の過去問題を4回繰り返しましょう。

過去問題は直近のものほど、復習回数を増やした人が多いのも合格者の特徴です。

脳は、4回繰り返すと忘れない

「4回テキストを読んだ」「4回過去問を解いた」「間違えた問題を4回復習した」。
多くの合格者が共通して口にしたのが、この「4回」という言葉でした。
不思議に思って調べてみたところ、面白いことがわかりました。

脳科学者の池谷裕二氏によると、
「人は復習を行うことで忘却率が低くなってゆき、4回目の復習で記憶に定着する」そうです。
これは、4回の復習によって脳が「生命危機に関する情報」と思いこんでしまうからだそう!

特に効果的な復習スタイルは、翌日、1週間後、2週間後、1カ月後に復習すること。
ぜひ、実践してみましょう!

五感で覚えるユニークな勉強法

意外と多かったのが、五感を使った勉強法です。
これは、脳科学者の茂木健一郎氏も提唱している「脳が喜ぶ勉強法」です。

「脳が喜ぶ勉強法」とは、「視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚」の五感を総動員させて記憶する勉強法。
例えば、テキストを黙読するだけでなく、耳で聴き、目で見て、声に出して、そして手で書くことで脳内を活性化させる、というものです。

なかでも、合格者のなかで目立ったのは、「読んで書く時、テキストから目を離して、一旦暗記してノートに書いた」という方法でした。

みなさん、知らないうちに「脳が喜ぶ勉強法」を発見していたのですね。
ほかには、モノを食べながら覚えたという人もいましたが、これは太ってしまいそうなのでやめておきましょう。(笑)