福祉住環境コーディネーターは、東京商工会議所が実施する検定試験に合格すれば認定される公的資格。受験資格は特にありませんし、最初の検定試験が行われたのが1999年という新しい資格です。ただ、高齢化社会ではなくてはならない資格だけに、今後ますますニーズが高まる資格なのは間違いありません。

福祉住環境コーディネーター検定試験の概要は前述の通りで、受験者データも合わせて掲載しました。ここでは合格率等について紹介しておきましょう。3級、2級、1級と難しくなるにつれて合格率は下がり、難易度が高くなるのは当然のこと。あくまで合格点を目指して頑張りましょう。

福祉住環境コーディネーター検定試験は各級ともマークシート方式で行われます。(ただし、1級は記述式もあります)。100点満点中、70点以上が合格の目安です。
合格率を見てみると、3級だと50%超で、難易度はさほど高くないと判断できます。 

2級になっても50%前後の合格率で、受験者にとってはあまりプレッシャーを感じてなくても良さそうです。ある資料でも、難易度は「中ぐらい」と判定されているので、しっかり準備をし学習効果の高い勉強法を取り入れれば合格はほぼ手中にできます。
1級になると合格率は約5%にダウン。かなり難易度が高く、相当の覚悟が必要です。

福祉環境コーディネーター2級の合格率

 受験者合格者合格率
20回14,7937,20948.7%
21回15,97710,57266.2%
22回15,1196,54743.3%
23回18,0219,29251.6%

福祉環境コーディネーター3級の合格率

 受験者合格者合格率
20回10,3854,78746.1%
21回10,8305,63052.0%
22回10,9887,52768.5%
23回10,3026,42062.3%

上記の合格率を見て、気づかれた方もいると思いますが、
2級と3級の合格率はさほど変わりません。
回によれば、3級の方が合格率は低いこともあります。

ここで、多くの方は勘違してします。
2級と3級の難易度はそれほど変わらないのではと。

確かに合格率という数字だけで見れば、 2級の難易度は高く感じないと思います。

しかし、実際は2級と3級では受験者層、 つまり受験者のレベルが異なるのです。

福祉環境コーディネーター3級の受検層というのは、 学生や業界未経験者が比較的多く、
受験者のレベルもそれほど高くありません。

対して、2級になれば、ある程度知識を有している業界関係者が多く、 試験対策もしっかりと行なってきます。

つまり、福祉環境コーディネーター2級と3級は、合格率がさほど変わりませんが、
2級の方がレベルの高い受験者が多いので、その分合格するのも困難になるのです。

現に、実務未経験の学生の合格率は、2級になると10%台になります。
また、試験概要のページで見たように、出題項目も2級と3級では全然違います。

まあ、合格率が高いにせよ、低いにせよ、真剣に勉強することには変わりません。
合格率が比較的高いからといって、なめてかかり、不合格になる人は たくさんいます。

合格率と難易度は、必ずしも比例しないことは覚えておいて下さい。