福祉住環境コーディネーター検定試験

福祉住環境コーディネーターの資格には、3級・2級・1級があります。検定試験は年2回。5月から7月の間と11月に実施されます(3、2級は年2回。1級は年1回)。試験日は東京商工会議所HP『福祉住環境コーディネーター検定試験』を参照願います。

受検資格

学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。
2級からの受験や3・2級の同日受験も可能。ただし、1級は申込登録時点で2級合格が条件となる。(2級証書番号が必要)。

試験時間

3級 マークシート方式  10:00~ (制限時間2時間)
2級 マークシート方式  13:30~ (制限時間2時間)
1級 マークシート方式(前半) 10:00~ (制限時間2時間)
記述式(後半)      13:30~ (制限時間2時間)

出題範囲

※1級の出題範囲は東京商工会議所HP『福祉住環境コーディネーター検定試験』参照。

・3級:新版3級公式テキストの本編(第1章~第5章まで)の知識とその応用力。
少子高齢社会と共生社会への道/福祉住環境整備の重要性・必要性/在宅生活の維持とケアサービス/健康と自立/障がい者が生活の不自由を克服する道/バリアフリーとユニバーサルデザインを考える/生活を支えるさまざまな用具/安全・快適な住まいの整備/ライフスタイルの多様化と住まい/安心できる住生活支援/安心して暮らせるまちづくり

・2級:新版2級公式テキストの本編(第1章~第6章まで)の知識とその応用力。
高齢者・障がい者を取り巻く社会状況と住環境/福祉住環境コーディネーターの役割と機能/障害のとらえ方/リハビリテーションと自立支援/高齢者・障がい者の心身の特性/在宅介護での自立支援のあり方/高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備/障害別にみた福祉住環境整備/福祉住環境整備とケアマネジメント/福祉住環境整備の進め方/福祉住環境整備関連職への理解と連携/相談援助の実践的な進め方/福祉住環境整備の共通基本技術/生活行為別福祉住環境整備の手法/建築図面の読み方と建築関係法規の基礎/福祉用具の意味と適用/生活行為別にみた福祉用具の活用

【3級】福祉住環境コーディネーター検定

3級では公式テキスト(新版)の本編(第1章~第5章まで)の知識と、それを理解した上での応用力が問われます。

3級試験の目的は、福祉と住環境の関連分野の基礎的な知識についての理解度を確認することです。ご存じの通り、超高齢社会が到来する環境のもとで、生活者として知っておくべき福祉一般の基本的知識を理解していること。
また、子供から高齢者までの全世代を対象にして、生活者の視点で、地域コミュニティ・まちづくりを含んだ「福祉住環境整備の基礎知識」を理解することが目的です。

<3級検定の出題範囲>
1. 少子高齢社会と共生社会への道
2. 福祉住環境整備の重要性・必要性
3. 在宅生活の維持とケアサービス
4. 健康と自立
5. 障害者が生活の不自由を克服する道
6. バリアフリーとユニバーサルデザインを考える
7. 生活を支えるさまざまな用具
8. 安全・快適な住まいの整備
9. ライフスタイルの多様化と住まい
10. 安心できる住生活支援
11. 安心して暮らせるまちづくり

<3級検定の出題形式>
◎3級検定試験の出題は、すべてマーク方式による選択問題です。
主な出題は「4肢択一式問題」、「正誤組み合わせ問題」、「穴埋め問題」などの形式で出題されます。

◎制限時間は2時間。100点満点とし、70点以上をもって合格となります。

<3級検定の難易度>
3級検定試験では、福祉と住環境に関連する分野の基礎的な知識の理解度を確認されるため、試験の難易度はそれほど高くありません。過去の3級の合格率も約50~65%(試験の概要ページを参照)と、試験を受けた半数以上の人が合格を手にしています。
公式テキストをよく読み、基本的な内容を理解していれば、合格基準のクリアは十分に可能です。独学でも合格できない試験ではありませんが、最近は、専門学校や通信教育の講座も充実しています。独学では不安という方は、よく検討してみましょう。

<3級検定の受験者層>
3級検定の受験者は、業種でみると、サービス業(社会保険・社会福祉・医療業)、建設業(総合工事業、デザイン設計)と続きます。また四大生や短大・専門学校生、高校生など、学生の受験者が全体の4割を占める試験であることも、特長のひとつといえるでしょう。
職業別でみると、断トツはホームヘルパー。次いで介護福祉士、建築士、カラーコーディネーター、看護師、ケアマネージャーと続きます。有資格者が多数受験していることがわかります。
管理人は資格を取得する順番は逆でも構わないと思っています。福祉住環境コーディネーター検定の資格を取得した上で、介護ヘルパー資格や建築士を目指すという途も、特に学生のみなさんには現実的なステップだと思います。

【2級】福祉住環境コーディネーター検定

2級検定試験では、3級検定試験の出題範囲に加え、公式テキスト(新版)の本編(第1章~第6章まで)の知識と、それを理解した上での応用力が問われます。

2級試験の目的は、福祉と住環境等の知識を、「実務に活かす」ことにあります。具体的には、介護、医療、福祉、建築、福祉用具に関する専門の知識を身につけ、それらを適用できるまで深く理解しているかどうかが試験で問われます。
また、各専門職と連携して具体的な解決策を提案できる能力があるかどうかを問う点も、2級検定試験の特長です。

<2級検定の出題範囲>
1. 高齢者・障害者を取り巻く社会状況と住環境
2. 福祉住環境コーディネーターの役割と機能
3. 障害のとらえ方
4. リハビリテーションと自立支援
5. 高齢者・障害者の心身の特性
6. 在宅介護での自立支援のあり方
7. 高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備
8. 障害別にみた福祉住環境整備
9. 福祉住環境整備とケアマネジメント
10. 福祉住環境整備の進め方
11. 福祉住環境整備関連職への理解と連携
12. 相談援助の実践的な進め方
13. 福祉住環境整備の共通基本技術
14. 生活行為別福祉住環境整備の手法
15. 建築図面の読み方と建築関係法規の基礎
16. 福祉用具の意味と適用
17. 生活行為別にみた福祉用具の活用

<2級検定の出題形式>
◎2級検定試験の出題は、すべてマーク方式による選択問題です。
主な出題は「5肢択一式問題」、「正誤組み合わせ問題」、「穴埋め問題」などの形式で出題されます。

◎制限時間は2時間。100点満点とし、70点以上をもって合格となります。

<2級検定の難易度>
2級検定試験では、3級の基本的な知識に加え、それを理解したうえでの応用力が問われるため、3級に比べ難易度も高くなっています。過去の合格率は、40~50%(試験の概要ページを参照)です。合格率のみを比べると、難易度は3級とそれほど変わらないように見えますが、2級から出題範囲はグンと広がることになります。できれば指導の充実した、専門学校や通信講座のご利用をお薦めします。

<2級検定の受験者層>
2級検定試験を受ける方の業種や職業は、3級試験とほぼ同様です。また2級試験でも受験生全体の3割強を学生で占められています。社会人になる前に、就職の備えとしてFJCの資格は非常に人気が高いようですね。
2級福祉住環境コーディネーターの資格を持っていると、介護保険による住宅改修費支給申請に必要な「住宅改修が必要な理由書」を作成する権利が生れます。そのことも2級検定試験の人気を後押ししているようです。一回で合格できるよう、教育機関等を活用して十分な準備して臨みましょう。