ITパスポートは難しい?
ITパスポート試験(資格)の合格率は高く、難易度はそれほど高くありません。とはいっても、難易度についてどのような実感値を持って臨めば、合格は可能であるかは気になるところでしょう。このページではデータをもとに、ITパスポート試験の難易度、その実際を見ていきたいと思います。
【これまでの試験結果】
年度・回 | 受験者数 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|
2014年度春季 | 36,147人 | 16,708人 | 46.2% |
2013年度秋季 | 30,969人 | 15,308人 | 49.4% |
2013年度春季 | 32,698人 | 14,964人 | 45.8% |
2012年度秋季 | 29,318人 | 11,443人 | 39.0% |
ITパスポート試験はほぼ毎日実施されていますので、上記は集計となります。合格率はだいたい40%台から50%未満というところで安定しているようです。試験実施団体のIPAが想定している合格率も50%だそうです。
合格の可能性は高い
以前、実施されていた同じIT系資格の「初級シスアド試験」の合格率が約30%ですから比較的、易しくなったといえるでしょう。
ITパスポート試験は、165分の試験時間内で100の問題に解答しなければならないので、解答にスピードは求められますが、確率的に2人に1人は合格する試験です。しっかりと学習対策してポイントを押さえれば、合格の可能性は高い試験です。
ここでは参考までに難易度が50%前後の資格試験を紹介します。
- 情報検定(J検)2級・・・55%
- DTPエキスパート・・・42%
- CAD利用技術者・・・48%
- 秘書技能検定・・・48%
- 貿易実務検定・・・52%
上記はほんの一部です。数ある資格を改めて調べてみますと、合格率が50%近くあり(2人に1人は合格)、それほど取得が難しいとされていない資格にも、企業の実務には欠かせない、使える資格がたくさんあることが再認識されます。
ITパスポート試験もそのよう、取得は比較的易しいにも関わらず、非常に役立つ資格です。すでに年間の受験者数10万人という人気の高さが、そのことを証明しています。
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