ITパスポート試験は独学でも合格可能か

このことは受験者か社会人か、また社会人の方でも日常的に仕事でパソコンを使っている方かどうかによって、答えもかなり変わってくると思います。
とはいえITパスポート試験は合格率が40%以上の比較的やさしい部類の試験ですし、試験主催団体であるIPAも、出題のガイドラインとなる共通キャリア・スキルフレームワークを提示しています。管理人としても、独学は危険だからやめた方がよい、というつもりは決してありません。

社会人の独学

すでに会社で何年もパソコンを使っているみなさんなら、変な言い方ですが「合格だけが目的」なら、ITパスポート試験には独学でも十分合格できるのではないでしょうか。

でもちょっと考えてみてください。ITパスポート試験は、この資格を取得して新しい仕事に転職するとか、いまの会社で働き方を変えるとか、スキルチェンジのための試験ではありません。資格を取得しても仕事の内容は今までと変わりません。だから独学で勉強して合格しても、使える知識になっていなければ意味がないのです。

管理人としても、独学で勉強した知識が使えない知識だと言うつもりはありません。しかし独学よりも、やはり専門学校で講師に学んだり、通信講座のDVDで勉強する方が、ずっと使える知識になると思います。人に教わると理解が早く・深まりますし、いつまでも記憶に残りやすいからです。繰り返しますがITパスポート試験は、テクニック重視の詰め込み学習で勉強して合格しても意味がありません。本当に使えるスキルにするにはどのような学習方法が適切か、社会人のみなさんにも検討の余地ありです。

学生の独学

学生の方やどちらかといえば「ITに苦手意識」をお持ちの社会人のみなさんへ。管理人はそんな方々へも、ITパスポート試験合格は独学でもムリではありません、と言いたいです。でもみなさんには特に、ITパスポート試験の知識は使えるようになって初めて意味があると強調したいです。

ITパスポートは、概念的な用語の整理に手間がかかる試験です。社会人の方ならすでにオフィスでその環境に囲まれているので、整理をするだけです。だけどその経験のない学生のみなさんは、覚えた上で整理をしなければなりません。だからちょっと心配なのは、知識が知識のためだけの知識になってしまうことです。

ITの概念的な知識というのは、曖昧さを残さず具体的にイメージできるよう覚えないと、仕事の現場ではほとんど役立ちません。だから社会人の方でも「ITに苦手意識」のある方はそのことをよく解っていて、ある程度は知っていることを、専門学校や通信講座で学んでいます。

ITパスポート試験は、合格できればそれでいいと考えないことです。おそらくこれから一生つきあっていくことになる基礎知識です。なるべく正確・確実に覚えて、記憶に残りやすい勉強法を検討しましょう。

独学のメリット・デメリット

ITパスポート勉強を独学ではじめるかたは、このページをしっかりと読んでおいて下さい。
予め独学のメリットとデメリットを把握した上で勉強しなければ、後々挫折する原因にもなります。

独学のメリット

  • 比較的低予算で勉強できる

独学のデメリット

  • 講義が視聴できないので、勉強がわからなくなる
  • 教材を全て自分で揃えなくてはいけない
  • 疑問があっても誰も答えてくれない
  • カリキュラムを全て自分で組み立てなければいけない
  • 学習ポイントがわからない
  • 勉強時間が必要なので、自分の時間があまり持てないなど

以上が、ITパスポートの勉強を独学でした場合のメリットとデメリットです。
特に独学で勉強する方は、デメリットをしっかりと確認しておいて下さい。

独学の勉強に置いて、一番の大敵は挫折する事です。
その要因になるのが、ここで説明した独学のデメリットなのです。

ただ、デメリットと言っても、解決できることもあります。
例えば、「教材を全て自分で揃えなくてはいけない」というのは、どのような教材が良いのか探すのは大変ですが、書店へ行って自分が良さそうなものを購入すれば良いので、何とかならないこともありません。

また、「カリキュラムを全て自分で組み立てなければいけない」というのも、書店へいけば効果的な勉強法が書いてある本がありますので、それを参考にすれば、自分なりの勉強法を確立できます。

しかし、その一方でどうしても解決できない事があります。
それが「講義が視聴できないので、勉強がわからなくなる」と「勉強時間が必要なので、自分の時間があまり持てないなど」です。

独学での挫折する最も大きな原因がその2つなのです。
独学で勉強がわからなくなる最も大きな原因は講義が聴けない事です。
どんなにわかりやすく書かれてテキストであっても、文字情報だけで全てを理解する事は出来ないので、仕方のないことです。

また、それに伴い、多くの勉強時間が必要となり、自分の時間を削ってまで、勉強しなければなりません。
しかし、多くの方は、長期間自分の大切な時間を削ってまで、勉強する事が苦痛になり挫折してしまいます。

独学で勉強する方はそれを覚悟して望まなくてはいけません。
逆にそれに耐えられる方は独学で勉強しても十分に合格できるとも言えます。