管理業務主任者試験の難易度とは?

管理業務主任者試験に挑戦するにあたり、受験生であれば誰もが気になるのは「難易度」ではないでしょうか?

マンション管理士よりは易しいと聞くけど・・・
比較的目指しやすい資格だと思うんだけど・・・

などなど、管理業務主任者試験の難易度については、一般的には「そう高くない」と認識されているケースがほとんどのようです。

しかしながら、本当にそうなのでしょうか?

実際に受験をした人に話を聞くと、意外や意外。
「なかなか苦戦した!」「思っていたより難しかった!」という声を多く耳にします。

管理業務主任者試験の難易度について、最も分かりやすい指標と言えば「合格率」ですが、これについては次ページにて詳しく解説することにして、まずは「管理業務主任者試験のどこが難しいか」に焦点を当ててみることにしたいと思います。

管理業務主任者試験の難しさといえば、ズバリ【毎年変わる合格点に対応しなければならない】ことにあると言えましょう。
一般的な国家資格、例えば行政書士試験が良い例ですが、合格点が定まっているケースをよく見かけます。こうした試験の場合には、「自分が合格ラインを超えられるかどうか」がカギとなるわけですから、いわば“自分との戦いを征するのみ”。試験対策上も、決まった合格点の攻略のみに集中できますから、一般的に言われる難易度の割には目指しやすかったりするんです。

ですが、管理業務主任者試験のように、「例年合格者数が一定で合格点が変動する」といったパターンの場合には少々厄介です。対策の要が「自分なりにどう得点するか」ではなく、「他者が落とさない問題で確実に得点し、さらに他者に差をつける1点をいかにして獲得するか」がテーマになりますから、それはそれはやりにくいと言えます。

 このように、管理業務主任者試験の難しさは、合格率等の見た目の難易度では測れない部分があることは明らかです。「合格率20%、他の国家資格よりも断然高いし」と侮ることなかれ。ライバルに1点でも差をつける対策を講じなければならないのです。

管理業務主任者が国家資格として認定されるようになった2001年から。国土交通省が制定した、「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」に伴ってスタートしたものです。ちなみに、「マンション管理士」も同時スタートです。

 国家資格ですから、認定を受けるには国家試験の管理業務主任者試験に合格しなければなりません。試験は、国土交通大臣より認可を受けた「社団法人 高層住宅管理業協会」が毎年12月に実施します。マンション管理士試験は、財団法人 マンション管理センターの管轄です。管理業務主任者試験の過去の合格率です。

管理業務主任者の合格率

 

2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年

受験者数
57,179(人)
35,287
27,017
24,104
22,576
20,830
20,194
20,215
21,113
20,620
20,625
19,460
18,852
17,444

合格者数
33,742(人)
10,390
5,651
4,617
5,019
4,209
4,497
4,113
4,329
4,135
4,278
4,254
4,241
3,671

合格率
58.5(%)
29.4
20.9
19.2
22.2
20.2
22.3
20.3
20.5
20.1
20.7
21.9
22.5
21.0

初年度こそ60%近い合格率でしたが、それ以降は約20%で落ち着いています。受験者数も6万人近かったのが、最近は2万人台で推移しています。これらのデータだけで難易度を云々できません。しかしながら、他の国家資格、とりわけ不動産分野の国家試験と比較しても、相当高い難易度というわけではありません。

管理業務主任者は、マンション管理の仕事に直結する国家資格です。何としても合格しましょう。仕事との両立を図らなければなりませんから、自分に合った勉強法を見つけ出すことが大切。インターネットで検索すると、いい情報に出会えます。

よく耳にすることですが、通信講座が充実しています。他にも予備校に通ったり、自分でコツコツ勉強したりする方法もありますが、通信講座が合格への近道だと言われています。