個人情報保護士の資格は、マイナンバーのような重大な個人情報が盗まれやすい超高度情報化社会には必須の資格。今の日本に暮らすのなら……誰にとってもおすすめです。
なぜならば? 日常生活でも何かと役に立ちますし、仕事やキャリアでも必要になる場面が今後増えていくからです。

では、個人情報保護士の資格がどれくらいおすすめなのか、個別にお答えしましょう。

個人情報保護士資格を取ると、普段の生活からメリットが多い

個人情報保護士の知識を持つことは、次のような理由から毎日の生活におすすめできます。

・自分自身の個人情報を、自力できちんと守れるようになる
・どういうところに、個人情報流出のリスクがあるのか? その疑問に敏感になれる

個人情報が流れ出てしまうリスクは、いまでは社会のいたるところにひそんでいます。 たとえば、便利な通信システムに「Wi-Fi」がありますね。しかしこれも、防犯対策等に絶えず気を配らないと危険です。安易に利用しすぎると、自分の大事な銀行口座やクレジットカードの情報まで他人に知られてしまう恐れが生じるのです。

・自分以外の人の個人情報を、ついうっかりと漏らしてしまうリスクを予防できる
個人情報流出のリスクにうといままだと、自分の個人情報どころか身近な家族や友人、あるいはあまり面識のない他人の個人情報を漏らしてしまう恐れがあります。

個人情報保護士は、キャリアや就職においてもメリットあり

個人情報保護が大事だと、何かにつけてよく言われる時代です。しかしまだ、個人情報について一から学べる機会はなかなかありませんね。学校や企業にしたって、そのような講義を受けられる機会をつくることにまだそれほど熱心ではないようです……しかしこの資格、社員に受験を促す企業が毎年のように増えています(すでに700社以上)。 それだけでも、この資格に対する期待値がうかがえますね。

では、仕事上で個人情報保護士をおすすめできる理由を具体的に分類してみましょう。

・勤務先や取引先の、機密等を漏らしてしまうという大問題を予防できる
これは、日常生活の事例とあまり変わりません。大きく異なるのは、職場での情報流出は、桁違いの損害賠償に発展しやすいことでしょう!

・社内で、責任のある地位に就けても大丈夫な人物であると、上から評価される
企業は現在、あちこちから個人情報保護の管理に関する意識を問われる傾向にあります。たまに指摘されますが、「プライバシーマーク」を取得する企業が多い時代ですね。取得していると、信頼性がおおいに増すというメリットがあるのですが、そのためには毎年監査を受けたり、非正規雇用も含めて全従業員に個人情報保護の啓発に努力しなかったりと制約を受けます。その意味では、個人情報保護士合格済みの社員は企業側からすると、とにかくありがたい存在なのです。

・情報リテラシーに関する態度が問われる職種・業種が多い
職場で、上のポストを狙いたいときのほか、以下のような部門で働きたいなら個人情報保護士の勉強を完了させておくと、日々の業務に役に立つチャンスが増えることでしょう。

例1)システムやデータベース、サーバやWebサイトといった、ITやWeb関係の仕事をする場合
例2)社員の個人情報ないし、顧客の個人情報に近いところで仕事をする場合
例3)人事や総務~コンプライアンス系の部署

ちなみに公務員でも、個人情報保護への理解は重要! マイナンバー制度を今ちょうど行政が推進している最中ですし、自治体どころか省庁やその出先機関レベルでも、個人情報がまとめて流失してしまった事件が起こっていますからね。

また、自営業者や個人事業主として働く場合や、独立・開業して自身の会社や事務所を立ち上げる場合もやはりメリットは多いです。