司法書士の試験はとにかく難易度が高くて、ちょっとやそっとの勉強では歯が立ちません。
このため、司法書士を勉強するには覚悟が必要です。
もっともその常識も、今は崩れつつある段階のようです。それは、通学のほかにもうひとつ、勉強する方法が登場しているからです。それは通信教育です。

なぜ通信が、通学に匹敵する勉強法に昇格したのか?

「通信教育では、司法書士の受験に合格することは難しい」、そんな認識がかつてはありました。受講者の解いた教材を発行元に返送し、それを講師が添削するといった形式では司法書士ほどの高難易度試験の勉強は追いつかなかったことは事実です。

しかし現在は、通信教育の弱点が革新的なほど改められています。教材の質が進化したため、講師と受講者の距離が著しく縮まったのです。かつてはテキストや問題集のような印刷物のほかは、カセットテープくらいしかつけられませんでした。しかし今なら、CDやDVDをセットにできます。PC・タブレット・スマートフォンを通して会員向けのサイトをリリースできますから、その中でさまざまな情報やコンテンツの配信だってできる時代です。

通信講座は司法書士の受験者の間では、まだダントツの注目を集めているわけではありませんが、今後はじわじわとシェアを増やしていくことでしょう。

通信で司法書士を受験する際のメリット・デメリット

通信で勉強する場合のメリット

  • 毎日、学校に出かけなくてよい
  • その結果、使える時間がかなり増える
  • 学校に入る場合と比べて、授業料の負担が安くなる可能性がある
  • 持ち運びしやすい教材をつくっている通信講座に申し込めば、自宅外での勉強も簡単にできる

通信で勉強する場合のデメリット

  • 学校より安いところが見つかるとはいえ、それなりの費用負担は必要
  • 自主的に勉強を進められる性格でないと意味がない
  • 通信にも当たり外れはあるため、チョイスを間違えてはいけない

これらの点を吟味すると、通信での受験勉強は以下のような司法書士志望者に推薦できます。

  • 通学するほどの学費を負担できない人
  • 地方在住者等で、近所に学校が見つからない人
  • 学校は見つかっても、週に何回も通学するのがしんどい人
  • 仕事や家事等の理由から、勉強時間に限りがある人