宅建の合格率
今まで宅建攻略の勉強法を紹介してきましたが、
実際どのくらいの難易度の試験なのか把握していないと思います。
そこで、このページでは宅建の難易度と合格するための勉強時間についてお話していきます。
まずは宅建の合格率を見て下さい。
年 |
合格率 |
---|---|
2004年(平成16年) |
15.9% |
2005年(平成17年) |
17.3% |
2006年(平成18年) |
17.1% |
2007年(平成19年) |
17.3% |
2008年(平成20年) |
16.2% |
2009年(平成21年) |
17.9% |
2010年(平成22年) |
15.2% |
2011年(平成23年) |
16.1% |
2012年(平成24年) |
16.7% |
2013年(平成25年) |
15.3% |
毎年多少前後はありますが、大体16~17%です。
数字だけ見れば宅建は難易度が高いように感じますが、
数字だけで一概に判断できません。
宅建は決して手の届かない試験ではない
宅建は毎年20万人くらい受験者が集まる国家資格です。
そのくらいの数になると当然全体のレベルが下がり、合格するのに程遠い受験者が増えてしまい合格率が下がる傾向にあります。
つまり、試験対策をしていない受験者が多いということです。
ですから、合格率は低いのですが、決して手の届かないような試験ではありません。
実際に知識がまったくない人でも宅建に合格する人は大勢います。
宅建の勉強時間
それでは、どのくらい勉強すれば、宅建に合格できるかということになりますが、目安としては、250時間~350時間くらいです。
勉強時間に開きがあるのは、個人差や勉強法によっても変わってくるからで、知識がまったくなく、独学で勉強したら上記以上の勉強が必要なこともあります。
ただ、250時間~350時間くらい勉強すれば、合格不合格は別として、合格レベルに達するだけの力は付くはずです。
後は実際にそこまで勉強できるかです。
文章にするのは簡単ですが、現実問題250時間~350時間勉強するのは大変です。 250時間~350時間勉強するということは、その分今まで使っていた時間を削らなければいけないということです。
しかし、多くの人はそこまで勉強する事もなく挫折していきます。
ですから、挫折しないような工夫が必要となるのです。
例えば、勉強がわかなくなる独学を避け、通信講座を受講するとか、はじめは複雑な知識を避け、簡単なテキストから勉強するとかです。
そのことは今までお話してきたので、理解できていると思います。
宅建で重要なのはどうやって目標の勉強時間を達成するか考えることです。
そこを乗り越える事ができれば、十分に合格することの出来る試験です。