過去10年分の合格率の推移

通関士の難易度をわかりやすく見てもらったほうがいいと思ったので、 ここで通関士の過去10年分の合格率を表にしておきます。

 

受験者数

合格者数

合格率

2002年

9973人

2848人

28.6%

2003年

10001人

1211人

12.1%

2004年

10191人

1920人

18.8%

2005年

9953人

2466人

24.8%

2006年

10357人

725人

7.0%

2007年

10695人

820人

7.7%

2008年

10390人

1847人

17.8%

2009年

10367人

807人

7.8%

2010年

9490人

929人

9.8%

2011年

9131人

901人

9.9%

2012年

8972人

769人

8.6%

2013年

8734人

1021人

11.7%

2014年

7692人

1013人

13.2%

2015年

7578人

764人

10.1%

上記は、通関士の合格率ですが、平成18年度から急激に数字が下がっています。
その理由として、試験制度が変わってしまったからです。

どのように変わったかは覚える必要がありませんので、内容は省きますが、 特別難しくなったというわけではありません。
ただ、急に試験制度が変わったことで、各学校の教材作成が間に合わなかったことが原因です。

それでも1桁台が続いたのち、25年度からは10%台に上がりました。
ここ最近では、基本的に合格率は10%前後で安定しています。

今後の合格率の傾向として、主催者側がある程度合格者数を抑える方向になっていて、
10%前後の合格率がこれからも続いていくことが予測できます。

では、この合格率で通関士の難易度を検証すると、難しい試験だと感じる方が多いと思います。 少なくても簡単な試験だと思う方はいないはずです。

しかし、合格率が10%前後であるかといって、難易度があるかといわれれば、決してそんなことはありません。
学習の基本を抑えて、しっかりと勉強すれば、得意不得意、知識があるなし関係なく、合格するチャンスは十分にあると思います。

通関士の試験というのは、実務経験者が有利と言われ、実際にも経験者が多く受験しています。 ですが、経験者ばかりが、合格しているかと言われればそうではありません。
むしろ少ないとまで言われています。

その理由は言ったってシンプルです。
貿易関係の仕事というのは、昼夜問わず忙しいので、勉強する時間がないのです。

いくら知識があるといっても、ある程度試験対策をしなければ合格することはできません。
勉強時間、教材、勉強法、学習のポイントなどが必要です。
それらを怠ってしまうと、どんなに実務経験を積んでも合格できないのが通関士の試験です。

でも、逆に言えば、しっかりと試験対策をすれば、合格で出来るとも言えます。

つまり、通関士の合格率が低いのは、試験が難しいという原因意外にも、 しっかりと試験対策していない受験者が多いこともあるのです。

ですので、合格率が10%前後だからといってまったく諦める必要はありません。
しっかりと勉強する気があれば十分に合格できる試験です。