通関士の勉強をするに当たり、主に4つの学習法が考えられます。
独学、通学講座、通信講座、専門学校です。
どの方法を選ぶかは、個人の適性によっても異なりますので、まずはそれぞれの特徴を理解して下さい。

このページでは独学について考えて行きます。
独学で通関士に挑戦する方は、すでに通関業務に携わり、ある程度知識がある方の勉強法です。 まったくの初心者が独学で合格するのは正直厳しいと思います。

通関士に独学で勉強する場合のメリットは、自由な時間に学習できる事と、費用を安く抑えられることです。 それ以外のメリットはなく、全て自分で完結しなければなりません。

例えば、「教材を一式用意できるか」、「学習計画を立てられるか」、「一日の学習量を増やせるか」、 「法改正の情報や最新の試験情報を入手できるか」、「わからない問題が出て場合の対応策はあるか」「申告書を正しく作成できる」などです。
このような合格するために必要な要素を解決できるか重要になるのです。

しかし、現実にこれらの問題を独学で解決するのは非常に困難です。
ですから、独学で勉強したとしても完全に独学にするのではなく、通学講座が提供する短期の講座を受講して、補う必要が出てきます。
そうなると結局金額がかさみ、通信講座を受講した場合と変わらなくなる恐れもあります。

費用の事を言えば、独学で勉強した場合、教材費、短期講座、模擬試験などを考えれば、5万円くらいになってしまいます。
一方、通信講座は、講義の見られるDVDやCDが付いてきても4~5万円台で受講できるところもあるので、金額は独学とほぼ変わりません。

なので私の個人的な意見では、独学で挑戦する方は実務経験が15年以上あり試験科目が2科目免除される制度を利用するか、最低でも5年以上の実務経験を積み1科目免除される人でないと厳しいと感じます。

中にはまったくの初心者が通関士に独学で挑戦した合格するケースもありますが、それは勉強時間がたっぷり取れる人か学習能力が高い人だけです。
あまり参考にならないと思います。

まぁ勉強に自信があると言う方は、独学でも良いかもしれません。
どちらにせよ、通関士に独学で合格するのは、厳しいと理解しといて下さい。