通関士試験の勉強法には、独学・通学・通信・専門学校の、全部で4つの方法があります。
そのうち本ページでは通信の特徴について解説したいと思います。

通信の学習期間

6ヶ月~1年。

通信講座にもカリキュラムはありますが、講義日程がかっちりと組まれた通学講座のカリキュラムほど、拘束性の高いものではありません。
そのため、講義の開始日を気にせず、思い立ったときにいつでも学習を開始することができますし、また日々の学習ペースも自分で調整することができます。

通信の費用

5~10万円。

通関士受験対策講座の費用の目安は、5万円前後となります。通学と違って自宅学習となりますので、別途交通費もかかりません。
ただし、同じ5万円前後の通信講座でも、中身がだいぶ異なることがあるので、そのあたりは事前にしっかりと比較・検討する必要があります。

通信の特徴

  • 学習のペースは、カリキュラムはあるが自由度が高い。
  • プロのノウハウ(講義、テキスト等)が得られる。
  • 費用がやや高額である。

独学のような学習の自由度がありつつ、しかし決して放任ではない。
通学のようにプロのノウハウやサービスが得られるが、通学ほどには高額ではない。
その意味で、通信講座は、独学と通学の良いところを兼ね備えたハイブリッドの勉強法と言えるでしょう。

通信が向いている人

  • 初学者でじっくり学習したい人
  • 通える範囲に受験指導校がない人
  • 決まった日時に通学することが難しい人

一度きりの講義と違って、通信講座(講義CD・DVD)は何度も視聴することができます。
一度視聴してわからないところがあったとしても繰り返し学習できるので、初学者でも、確実に理解を深めることができます。

また、通学講座のように、わざわざ決まった日時に学校まで通う必要がありません。
自分のペースで学習することができる、すなわち時間を有効活用できるという意味で忙しい社会人にぴったりの勉強法とも言えるでしょう。

おすすめの通信講座

フォーサイトの通関士講座

効率的な学習にこだわったカリキュラムや、フルカラーで読みやすいテキストといった魅力もさることながら、フォーサイトの通関士講座最大の特徴は、やはり講義です。
どんなにわかりやすいテキストでも、ただ読むだけなのと、講師の解説を聴きながら読むのとでは、理解も記憶の定着も全然違ってきます。
しかもフォーサイトの講義DVDは、専用のスタジオを使って、通信講座のためだけに撮影されたものなので、受験指導校の通信講座(講義の風景を録画したもの)と比べて、非常に訴えかけてくる印象があります。
自宅で、ハイレベルの講義を受講したいなら、フォーサイトの通関士講座が断然おすすめです!

フォーサイト以外でおすすめの通信講座というと、産業能率大学の通関士講座と、あとは定番のユーキャンの通関士講座あたりになるでしょうか。以下に、それぞれの特徴を簡単に紹介します。

産業能率大学の通関士講座

産業能率大学は「プロカレッジ」のブランド名で、さまざまな通信講座を展開しています。老舗ゆえに安定感や堅実性は抜群なのですが、民間企業ではないため、「かゆいところまで十分に手が届いていない」との印象も持ちます。
たとえば、フォーサイトと同じようにDVDが付くことは付くのですが、完全な講義ではなく、ポイント解説のみに止まっていて、初学者にはちょっと物足りないかもしれません。
ただし、模試3回が付いて約4万円という受講料はとてもリーズナブルだと思います。

ユーキャンの通関士講座

ユーキャンの通関士講座には講義DVDが付きません。
その代わり、講義がなくても理解できるよう、教材に関しては非常にわかりやすく親切に作られています。また、添削を通じて講師からアドバイスを受けることができますし、疑問点があればメールやFAXで質問をすることもできます。
「講義がなくても大丈夫!」という人は、ユーキャンの通関士講座の受講を検討してみても良いでしょう。